決済・金融機

決済・金融機能を有するクレジットカード

クレジットカードは、商品などの購入の時に、その支払いを現金を用いないで決済できる機能を持ったカードのことをいいます。
クレジットカードによる決済は、クレジットカードの発行会社が、そのカードの加盟店(加盟店管理会社)に商品などの代金を立替払いすることで行われます。
この時に立替払いされた代金は、後でカードを持っている人にカード発行会社から請求されます。

請求されたお金の支払いには、何通りかの方法があります。
ひとつは、一括払いという方法です。
一般にクレジットカードで決済した分のお金の支払いは、一、二ヶ月間猶予され、その間、金利はつかないのが普通です。

支払い猶予期間が過ぎますと一括でカード発行会社に支払います。
この一括支払いに似たものに二回分割という支払方法もあります。
これは、二ヶ月に分けて支払うというものですが、一括払いと同じように金利がつかないのが特徴です。
同じく金利のつかないボーナス一括払いという方法もあります。
これは、ボーナスの支給時期に合わせて、それまでの立替払い分を一括で返すというものです。

二つ目は、分割払いです。
普通の分割払いのように3月から20月位に分けて支払うというものです。
これには金利がつきます。

三つ目がリボルビング払いという特殊な返済方法です。
これは、一回の返済額をある一定額に押えて、支払い残高に応じて返済回数を変化させるというものです。
このために一回の支払いは楽になりますが、利息分が加わった借入残高が増えすぎて支払不能になることもありますので、気をつけなければならない返済方法です。
クレジットカードのもうひとつの機能として、キャッシングあるいはローンという機能がついている場合があります。

キャッシングは、少額の短期借入の時に使われるもので、金利が結構高くなります。
ローンは、比較的低金利の中長期の借入のことをいいます。
キャッシングなどの機能を使いますと、ATMなどからすぐに現金を引き出すことができます。
引き出せる額の上限はあらかじめ決められています。

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